「命かがやく」「笑顔あふれる」村を目指す中で、住民が一丸となりみんなで力を合わせて幸せがいっぱいにあふれる村を作り上げていくことを目標として、将来像を「命かがやく 笑顔あふれる しあわせいっぱい ふなはし」と定めます。
基本理念は、将来像を実現していくため、まちづくりの基本となる考え方です。
本村では、日本一小さな村の連帯感を高めることを目的として、平成19年11月1日に舟橋村民憲章を制定しています。
この村民憲章は、村民のまちづくりに対する普遍的な姿勢を示したものであることから、本計画においては、舟橋村民憲章を今後10年間の村のまちづくりを進める上での基本理念とします。
村の将来像を実現するために、6つの基本目標を設定し、まちづくりを推進していきます。
施策や事業の重点化、民間の経営手法の導入、広域行政化を推進するなど、健全で効率的な行財政運営に努めます。また、地域コミュニティや地域活動の活性化を図るとともに、情報公開や広報広聴活動の展開により主体的な住民参画を促進するなど、村民と行政が協働でともにつくるまちづくりを目指します。
超高齢化が進行する中、健康寿命の延伸や生活の質の向上に向け、健診の実施や健康指導など住民の健康づくりを総合的に推進するとともに、地域医療体制の確立を図ります。
また、高齢者や障害者を含めたすべての住民が地域の中で自立していきいきと暮らせるよう、福祉サービスの充実や地域ぐるみで支え合う福祉体制の整備を図るなど、安心して健康に暮らせるまちづくりを目指します。
母子保健の充実など、子育て環境の充実を図るなど、地域ぐるみで子どもを育てるしくみづくりを進めます。また、楽しみながら学力の向上を目指す独自性のある教育の実施や学校施設の整備により、学校教育の充実を図るなど、子どもを産み育てやすいまちづくりを目指します。
自然災害や犯罪、交通安全など、生活に対する不安が増大する中で、防災に対する備えや体制の強化、犯罪や交通安全に対する見守りの実施、消防救急体制の充実を図るなど、住民が不安なく安全に暮らせるまちづくりを目指します。
適正な住宅開発や旧集落内の空き家対策などにより住環境の整備を進めるとともに、田園景観を守り自然環境との共生を図りながら、秩序ある計画的な土地利用を推進します。
また、道路や公園、上下水道など生活基盤の適切な意地や整備を進めるなど、自然と共生した快適に暮らせるまちづくりを目指します。
優良農地の保全や担い手の育成などにより農業の復興を図るとともに、商工業者に対する支援や新たな企業の誘致を進めるなど、商工業の活性化に努めます。
また、住民の学習、スポーツ、文化芸術活動への参加を促進するとともに、イベントの実施や交流活動の活性化を図るなど、産業や文化、交流を通じて活力あふれるまちづくりを目指します。