2012年12月17日
県内でも有数の「米どころ」として知られている本村ですが、「米価の低迷や生産調整の強化による農業所得の減少」「経営者の高齢化や後継者不足」などにより、今後の担い手確保が大きな課題となっております。
この状況から本村では、平成19年より農業振興施策の一環といたしまして「カボチャ」「枝豆」を特産作物と定め、積極的な作付を推奨しております。中でも、いち早く流通・販売網が確立された「カボチャ」は市場や消費者の皆さんから「安全で安心、味も非常に美味しい」との高評価をいただいているところであります。
また、現在、「カボチャ」「枝豆」に続く特産品の開発にも着手しており、消費者ニーズにあった農作物や特色ある野菜類の試験栽培を実施しております。本日収穫した南米原産の「ヤーコン」は、「乳酸菌」や「ポリフェーノール」を豊富に含むほか、血糖値抑制効果も期待でき、健康・美容業界等で注目されている野菜であります。今年は大変収穫量も多く、本村の土壌条件にも適する野菜の一つに選び、今後とも試験栽培に取り組みたいと思っております。